和食には欠かせない調味料。
家庭はもとより料理人でも意外と理解されていない調味料です。
和食では、麵つゆなど醤油とみりんを1:1の割合で使う黄金比がありますが、みりんには上品な甘さと、照りつやをつけたりと色々な効果があります。
家庭では使っていないところも結構あると聞きます。
なんとなくみりんは使っていても、その効果を意識して使ったり、みりんによって味わいがかなり違うことも知られていないので、ぜひ改めて味わっていただきたい調味料の一つです。
角谷文治郎商店のここがすごいね
三河みりんと言えば角谷文治郎商店。 三河の本格みりんのブランドを確立させた蔵元です。 角谷社長はミスター三河みりんだと思います。365日みりんのことを考えている方です。どうしたら米のうま味を引き出せるか、生産量を増やしても手造りならではの工程は変えていません。 いつも笑顔で物腰はものすごく柔らかく、みりんへの愛情は果てしなく、話出したら止まらない、すごく素敵な方です。 しかし、みりん蔵に入ると一変、絵にかいたような猛烈な頑固おやじで、自分にも周りにもすごく厳しい方です。 そのこだわりがこの味と品質につながっているのです。
三州三河みりんのここがすごいね
米一升からみりん一升。一般の本みりんと比べてすごく贅沢な造り方。米のおいしさを最大限に引き出した濃厚なみりん。うま味と主張が強いみりんです。
イラスト モノ・ホーミー